Forgeのインストーラーが動かない時の対処(windows)

この記事では、windows(64bit)向けにJava 8のインストールと環境変数の設定を行います。

「Minecraftでmodを導入したい!色んなサイトを見てForgeを導入すればいいことがわかった。
でも、ダウンロードしたForgeのインストーラーが動かない….」

こんなことはないでしょうか?その場合、もしかするとjavaが正しくインストールされていないかもしれません。
Javaをインストールし直して、環境変数の設定をしてあげると正しく動いてくれるはずです。やってみましょう。

注意:コマンドプロンプトで「java -version」と入力した時、既にサムネイルのような表示が出る場合はこの記事で解決することはできません。

0. Javaがインストールされているか確認しよう

※Javaがインストールされてないことがはっきり分かっている場合、1へ進んで構いません。
※Javaがインストールされていることがはっきり分かっている場合、2へ。

「Javaをインストールしてると思うけど、確信はない…」
大丈夫です。一緒に確認していきましょう。

Javaは通常、特にインストール先を変えていなければ、多くの場合CドライブのProgram Filesフォルダ、もしくはProgram Files (x86)フォルダにインストールされています。
ここを確認してインストールされてるかチェックしましょう。
※まれに、jre(jdk)1.8.0のフォルダがあるのに中身が欠けていたりなどの場合もあります。
その際は、1の手順で通常通りJavaのインストールを行ってみてください。

0-1. C:\Program Filesをチェック

windowsキーとRを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

「C:\Program Files」と入力し、OKを押します。(コピペで構いません。)

そうすると、このようにエクスプローラーが開きます。

そしたら、「Java」という名前のフォルダを探しましょう。
ここでJavaフォルダが見つからなければ、0-2に進みましょう。

筆者の場合、既にJavaをインストール済みのためJavaフォルダがありました。

Javaフォルダを開いてみます。

筆者の場合、javaをいくつかインストールしているので複数個のフォルダがあります。
ここで同じように「jre1.8.0」もしくは「jdk1.8.0」から始まるフォルダがあった場合、Javaがインストールしてあるとみて大丈夫です。フォルダを選択し、パスのコピーをしたら2に進みましょう。コピーをしたパスはメモ帳などにペーストしておきましょう。後ほど使います。


フォルダの中が空っぽだったり、jre(jdk)1.8.0から始まるものが見つからなければ、次は0-2でx86の方を探します。

0-2. C:\Program Files (x86)をチェック

0-1同様、Win+Rでファイル名を指定して実行を開き、
「C:\Program Files (x86)」を入力し、OK。

Program Files (x86)のフォルダが開きます。

同じように、Javaフォルダを探します。
0-1でもここでもJavaフォルダがなければ、Javaがインストールされていないようです。1に進みましょう。

Javaフォルダを開きます。
この中にjdk1.8.0から始まるものがなければJavaはないようです。1へ。
jdk1.8.0から始まるものがあればインストールしてあります。フォルダのパスをコピーして2へ。

1. Javaをインストール

Javaがインストールされていないことが分かったと思うので、ここからはjavaをインストールしていきます。

javaのダウンロードリンク(https://www.java.com/ja/download/)を開きます。

Oracle Java SEのOracle Technology Network使用許諾契約」を読み、同意する場合は「同意して無料ダウンロードを開始」をクリックします。

70MBちょっとのインストーラーがダウンロードされるのを待ちます。

ダウンロードされたインストーラーを開きます。
管理者権限を求められるので、「はい」を押してください。
※パソコンを使用しているユーザー、OSによっては管理者アカウントのパスワードが必要になります。

公式のガイドに従い、インストールします。

この時表示されるインストール先は後ほど使います。メモしておきましょう。
※表示されなかった場合、0-1と0-2を見てインストール先を探し、フォルダのパスをコピーしてください。

無事インストールが終了すれば、1は終わりです。

2. 環境変数を設定する

注意:ここから先は自己責任です。操作を間違えると、パソコンの動作に支障をきたす恐れがあります。データの消失など取り返しのつかないことが起こる可能性は低めですが、操作ミスをしない自信がない限りやめておいた方がいいでしょう。

本題です。ここからは環境変数の設定をしていきます。
設定にあたって、Javaのインストール先のパスが必要です。先ほどメモしておいたものを手元に準備しましょう。

2-1. コントロールパネルを開く

Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開きます。

「control」と入力し、OKを押します。

コントロールパネルが開きます。
今回に限らず何かと使う機会が多いと思いますので、タスクバーにピン留めしておくと便利です。

「システムとセキュリティ」→「システム」と進んでいきます。

2-2. 環境変数の編集

ここからは管理者アカウントが必要です。

「システムの詳細設定」をクリックし、システムのプロパティで「環境変数」をクリックします。

色々出てきましたね

「システム環境変数」のところから「Path」を探し、「編集」をクリックします。

また色々出てきます。「新規」を押します。

先ほどメモしたパスを入力(コピペ)し、前後の「”」を取り、一番後ろに「\bin」を付けます。
筆者の場合、コピーしたパスが「”C:\Program Files\Java\jre1.8.0_261″」だったので、
「C:\Program Files\Java\jre1.8.0_261\bin」となりました。

入力が終わったらEnterを押し、ひとつひとつ「OK」をクリックして閉じていきます。
この時、OKではなく「キャンセル」や右上のX印を押すと設定が反映されないので注意してください。

「システムのプロパティ」を閉じたら環境変数の設定は終了です。3で動作確認をします。

3. 動作確認

お疲れ様です。最後のステップです。
ここまでの手順がしっかりできているか確認しましょう。

Win+Rから「cmd」と入力し、OK。

コマンドプロンプトが立ち上がります。

「java -version」と入力し、Enter。
サムネイルのように、Javaのバージョンが出れば完了です。お疲れ様でした。
改めてforgeのインストールをしてみましょう。

今回の記事は以上になります。Forgeをインストールして、良いmodライフをお送りください。

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